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どちらかというとさつま揚げ派

基本的に各種ゲーム関連の攻略や感想など

装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎 行ってきました

VRゲーム 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎

バトリング野郎行ってきました。本当は友達もいたはずだったんですけども、都合により1人で。



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バナパスチャージの手間などもあるから早めに来てくださいと書いてあったのでなんとなく1時間前に着きましたが、実際は開始の15分前くらいから列形成が始まるのでそこらへんまでに着けばいいです。チャージ出来るのも列形成後のプレ入場からなので。
更に言うとあらかじめチャージできるなら、準備しておいていいでしょう。


係員さんからの諸々の説明が終わり入場。大きな荷物はキー付きロッカーに預けられますが、『バトリング野郎』の場合には小さい荷物なら個別のカゴが用意されてるのでそこに置けばいいです。周囲の目もあるからそうそう置き引きなどは発生しないでしょうし。




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ブース近くにあるサイン集。『バトリング野郎』の稼働に合わせてスコープドッグのプラモも。



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コックピットとなるシートとコンパネ。レバー2本に2トリガー。親指のボタンは使いません。押してもダッシュできません。
右ペダルでローラーダッシュ、左ペダルと旋回入力でターンピック、急停止および急速旋回が可能です。
レバーはだいぶ遊びがあり、しっかり入力しないと移動速度が確保されません。あまり力を入れなくても倒れるので優しく入れてやってください。もっともツインなんとかとかいうレバーと比較したらよっぽど丈夫ではありますが。




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順番待ちの間にインストを閲覧。操作関連のアレコレについては係員さんからもアナウンスがありますので合わせて確認。



その間にも複数連れの方たちが開戦の理由も分からない(分かる)戦いを展開中。
戦いの模様は絶賛出力されており、期待感を煽ります。


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窮屈そうなコックピットからのバイザーとターレットレンズ越しの視点、見通しの悪い陽の落ちた夜間、空は見えるものの無機質なコンクリに包まれたフィールド。

具体的にボトムズ劇中のどの街、と言い切れない感じはありますが、強いて言うならTVシリーズ最初の舞台であるウドに近いでしょうか。

そして駆け回るスコープドッグ。一人称視点なので自機の姿は見えませんが視点は目まぐるしく左右に振れ、相手を懸命に捕捉しようとするのが伝わってきます。

銃弾が暗闇を裂き、火柱が立ち上る。そして突然現れる敵機!

レーダーなど便利なものは無く有視界で捉えるしかないので、動き回りつつ相手を捉える必要が自然と出てくるようです。


おお、なんか凄い。今までVRってなんとなくすげーんだろうなあとは思ってたけど確かな確信をここに来て新たに得る。絶対に凄い。凄いに違いない。もはや上限にまで煽られた期待感は圧倒的なプレイ意欲へと変貌してしまった。早くやりたいぞ。


そして待望の自分の番。1人客は僕だけだったのですが、係員さんがフランクにお相手しましょうか?と声をかけてくれたので喜んで従うことに。まったく爽やかな最高野郎だぜ。


バナパスをかざし料金支払い。シートに座る前に一度VRゴーグルをセットしてみますか?と聞かれたので、まあ初めてだし慣れてみるかーと思い、勧められるがままにゴーグルを装着。短い起動準備画面を経て、ようやく人生初VR。わくわく。


そして画面が切り替わったその瞬間、目の前に広がるはスコープドッグのそびえ立つガレージ!いきなり目の前にスコープドッグ!4mくらいのスコープドッグ!4mってこんな小さかったっけ?こんなんが走り回るのか?
あっよく見たら片腕もげて火花散ってる、修理中だ!うおおミサイルランチャーが急に目の前を横切った!でけえ怖え!と、突然広がった非現実で埋め尽くされた視界に思考回路はショート寸前。
よく見たら左の方、シートとレバーがある方に降着状態でハッチを開けて待機してるスコープドッグが。単純な投影だけでなくリアルな位置関係すらも投影するVR、すごすぎる。

薄暗い照明にサビの目立つ、ろくに手入れもなってなさそうなガレージの隅から隅などをじっと見ていると
(ここはギルガメス宇宙のどこかにある星の場末のバトリング会場。俺は終戦後、特に行き着く先も無く食い扶持を求めてやってきたボトムズ乗り。今はバトリング選手として試合の時を待っている……)
などと独白をしたくなる心持ちに。たぶん初めての人はつけますか?と聞かれるので迷わずお願いします!と答えましょう。絶対にオススメです。


そしてついにシートへ。着席後、係員さんがシートをスライドして閉塞感のあるコックピットを演出してくれます。


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座った視点から見たシートと手元



ついこの間見たtvkボトムズ再放送の、キリコが廃棄された機体のコックピットの中で眠る描写をなんとなく思い出す。
再びゴーグルとヘッドフォンを装着し、この身を、魂を、アストラギウス銀河へ向かわせます。

先ほどと違い今はコックピットの中。少しの間周囲を見渡した後に両レバーを内側に倒してください、との指示。
あれ、この操作って劇中で見たような気がする。確か……などと頭によぎります。


しかしその動作の意味を思い出す頃には視界は金属動作音と共に下りるハッチで埋め尽くされ、震動と共に自分の身体が何かしらの力で上昇していくのを感じます。
鉄の棺桶が立ち上がり、リフトが上昇していく。もはや抗えない力が働き、行く先は今の俺の戦場、バトリング!


あの一連の没入感が凄まじすぎて思わず文字数を割いてしまいましたが、ようやく『装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎』の開始です。
ルールは2ラウンド勝負、時間切れかどちらかが倒れるまで続きます。右手武器のヘヴィマシンガンと左武器のショルダーミサイルにはそれぞれ弾数がありリロードはありません。が、弾切れ時にフィールドのどこかにヘヴィマシンガンが出現してそれを拾えるらしいです。
まあそんなことしたり考える余裕は全くなかったんですけどね……
またミサイル含め気の利いた誘導なども存在しないため、バックパックにろくなコントロールボックスを積んでないことがよく分かります。なんとプレミアムなバトリング感。


係員さんには1ラウンド目は流しでお願いしますと伝えておいたので、適度に飛んでくる銃弾とを浴びながら操作に慣れます。
ローラーダッシュの加速感が最高に気持ちよく、PS2ボトムズの操作感を全身で受けているようです。
ダッシュ中旋回の不自由な旋回半径もスコープドッグという兵器の限界性をリアルに感じ、その捕捉能力を補うためにターンピックによる急速旋回が必須となります。ターンピックをする度に強めの振動が全身を襲いますが、間もなく動かさねばやられる、という思いから再度ローラーダッシュを始動。
先述の通りレーダーなどはなく、視線に合わせて動く照準と共に機体を操作する没入感に酔いしれる。
そして自分を付け狙う敵機がどこかにいる、四方のどこかから弾が飛んでくるという緊張感に思考能力を奪われる。その時考えるのは『敵を倒さねば』ということのみ。


もういっぱいいっぱいになりながら1ラウンド目を凌ぎ、2ラウンド目。大体の操作は覚えたしせっかくなのでと思い、ラウンド移行の幕間中に対戦相手の係員さんに、次は普通に勝負でお願いします!と宣言。次こそ、ついに真のバトリングが始まる。(銀河万丈声で)


敵機を探すために必死に駆け回る最中、突如飛んでくる敵弾!すっかりパニックになりますがとりあえず振り切るために左右に機体を振り、旋回でズラそうと試み、走り抜け、ターンピック。しかし敵機は既に視界から外れどこにいるのかも分からず、また再度走り始める。
その繰り返しの中で機体ダメージも積み重なり、自機から発せられる火花が目立つようになる。これはマズい。そろそろ年貢の納め時か。
さらに追い打ちをかけるように突如ヘヴィマシンガンが発射しなくなります。どうやら打ちどころが悪く右腕部が破損したようです。

いよいよもって本格的にマズい。残るは7発程度は残ってる左武器のショルダーミサイル。こいつは破壊力はありますが非常に当てづらい。だがこれを当てなければ勝ち目は無い!


無闇に撃つのを控え、なんとか生き残るように立ち回ります。ようやく照準を合わせて発射するも弾速がザル過ぎてまったく当たらない。
広義の体力バーに相当するPR液劣化状態を確認する余裕もなく、ただただ消耗する時間が続く。そんな中でふとたまたま両機が交差した刹那の瞬間。発射した近距離ミサイルランチャーが敵機にヒット!順番待ちのギャラリーからおおー!と声が上がったのが聞こえました。

一瞬何が起きたのかよく分からないまま、確かに手応えは感じた。しかまだ敵機が生きてたら、自分がやられるんだ!とすぐに考え直し索敵の動きを続けます。ですが視界の変化がラウンド終了を告げます。
ああ、終わったのか。俺が、勝ったのか……



さながら原作のようにヘルメットを外すかのごとく思わずヘッドフォンを取り外してから思い直して手を止め、ゴーグルを係員さんに外してもらいます。現実に帰ってきた瞬間です。相手してもらった係員さんと感謝を交わし合い、ひとまずゲームは終了。すかさず2回目の整列。

2回目はこれまた係員さんのすすめで僕と同じく1人客の最低野郎さんとマッチングすることに。その方の動きの程は分からなかったのでとりあえず全力でやってミサイルがヒットして1ラウンド目を先取。
その後2ラウンド目は自分が初回に係員さんを倒したように交差の瞬間にミサイルを当てられて終了。開幕30秒以内の出来事でした。これもまたアストラギウス銀河ではよくあることなのだ……


戦いを終え、男は帰路につきます。自分のあの体験は本当なのだったのだろうかと少し疑問に思いますが、若干フワフワする足元が逆に自分に確かな想いを抱かせます。自分はバトリングをしたのだ、ATを、スコープドッグを動かしたのだ!
本当に圧倒的なゲーム体験でした。ボトムズファンの最低野郎のみならず、ロボット搭乗体験をしたいみなさんには是非オススメです。期間は10月までな上に予約もずいぶん埋まってますが、一度は足を運んでください。ではでは


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